会社員とフリーランスエンジニアの4つの違い

エンジニアの働き方には2種類あります。企業に所属して会社員で働く方法と、独立してフリーランスとして働くという方法です。

フリーランスと会社員の大きな違いは売上・給料、つまり収入です。会社員は雇用契約を結んでいるため、会社さえ倒産しなければ、毎月、会社から給料を貰えます。収入の面で安定しています。フリーランスは仕事に応じて売上が入りますが、固定収入がありません。

税金、健康保険、年金などの管理も異なります。会社員はすべて会社が行ってくれます。給料から自動的に年金や健康保険、雇用保険、そして所得税、住民税が天引きされるので、管理の必要はありません。フリーランスのエンジニアはこれら、会社が管理してくれるはずの支払いを自分で管理します。ただし、雇用されていないので、雇用保険は必要ありません。健康保険は国民健康保険に、厚生年金は国民年金に切り替えます。

仕事の進め方が違います。会社員は営業担当者が取った仕事を会社から割り振られます。フリーランスのエンジニアは自分で案件を獲得します。企業に営業をかけたり、SNSやブログで獲得したり、あるいはエージェントやクラウドソーシングなどを利用します。営業から雑務、請求書作成まですべて1人で行います。

そして働き方も異なります。会社員は仕事の時間や場所を自分で選べません。フリーランスは原則的に、どこで、いつ働くか自分で決めることができます。自由度が高く、自宅以外にもカフェ、コワーキングスペース、シェアオフィス、あるいは海外でも仕事できるのが魅力でしょう。